色落ちケアにカラートリートメントを使いたいけど、担当美容師さんに止められた…
カラートリートメントはやらない方がいいって美容師さんに言われたことがあるけどなんで?
自宅で手軽に髪色を変えることができる、カラートリートメント。
「使ってみたいと思っているけど、以前美容師さんにやめた方がいい」と言われた記憶があるから挑戦できないという方が多いかもしれません。
そこで今回は、美容師さんがカラートリートメントを嫌がる理由についてわかりやすく解説します。
美容師がカラートリートメントを嫌がる理由
美容師さんの多くがカラートリートメントを嫌がる理由は、お客様の髪をお手入れしやすく美しい状態を維持するためにリスクを最小限にしたいと思っているからです。
(※もちろん全ての美容師さんが同じ考えと断言はできませんが、おすすめしない理由はお客様のためを思っての発言であることは間違い無いです。)
カラートリートメントにリスクってあるの?
カラートリートメントをおすすめしない理由ってなに?
このような疑問を抱いた方のために、世の中の美容師さんが考えるカラートリートメントのリスクについて説明します。
美容師が感じるカラートリートメントのリスク①色ムラになる可能性が高い
世の美容師さんがお客様にカラートリートメントをおすすめしない理由の一つに挙げられるのが、色ムラのリスクです。
髪の毛を染めるという技術は、簡単ではありません。
よく美容師をしているとお客様に、
美容師さんは自分の髪は自分で染めるんですか?
というご質問をいただきます。
このご質問への答えは、
自分で染めることは難しいので、自分でやることはありません。
美容師自身が、自分で自分の髪の毛を染めることはほとんどありません。
それくらい、自分で自分の髪の毛を染めることは難しいんです。
このようなことから、自分でカラートリートメントで髪の毛を染めることは技術的に難しく、色ムラになる可能性が高いため美容師さんはお客様にカラートリートメントの使用をすすめないことが多いです。
美容師が感じるカラートリートメントのリスク②使用後のヘアカラー施術が難しくなる
美容師さんがカラートリートメントをすすめない理由の2つ目が、カラートリートメント使用後のヘアカラー施術が難しくなるからです。
先ほども説明したように、自分でカラートリートメントを使うと色ムラになる可能性が高いです。
自分でカラートリートメントを使って色ムラになっても、
色ムラになっても美容院で直せばいいや!
と思うかもしれませんが、色ムラのある髪色をきれいに染め直すのは、難易度が高くリスクが伴います。
また、色ムラのある髪色を直す場合、選択肢も限られてしまうため、やりたい髪色ができない可能性も出てきます。
このような理由から、美容師さんはカラートリートメントの使用をおすすめしないことが多いです。
美容師がカラートリートメントを嫌がらないケースはあるの?
全ての美容師さんが、頭ごなしにカラートリートメントを嫌がっているわけではありません。
一定の条件を満たしている場合に限っては、カラートリートメントを推奨することもあります。
ここからは美容師がカラートリートメントの使用をおすすめするときのシチュエーションについて解説します。
美容師がカラートリートメントをすすめるとき①ジアミンアレルギーの方が白髪を染めたいとき
ジアミンアレルギーという、ヘアカラー剤に含まれる成分のアレルギーを持っている方が、白髪染めをしたい場合にカラートリートメントは有効です!
カラートリートメントはカラー剤ではなくトリートメントのため、ジアミンが含まれません。
そのため、ジアミンアレルギーでカラー剤を使用できない方でも、カラートリートメントであれば、問題なく染めることができます。
こうしたケースでは、美容師はカラートリートメントの使用をすすめることが多いです。
美容師がカラートリートメントをすすめるとき②キレイな黒髪を維持したいとき(髪色を明るくしない前提)
地毛の黒髪を維持したいけど、毎日のスタイリングやパーマ・縮毛矯正で髪色が明るくなってしまった…
このような場合にも、カラートリートメントの使用はおすすめです。
今後も髪色を明るくする予定がなく、地毛の黒髪をキープしたいときは、ブラックのカラートリートメントを使用することで手軽に黒髪をキープすることができます。
また地毛の黒髪をキープするときにカラートリートメントを使用するメリットは、ヘアカラーで黒髪にするときと違い、地毛のメラニン色素を壊すことがないので、時間が経って色落ちするとヘアカラーする前よりも明るくなってしまうこともありません。
最近ではサウナに通う頻度が多い方も、サウナの影響で地毛の髪色が明るくなってしまうケースがあるかと思いますが、このような場合にもカラートリートメントを使用して地毛の黒髪に戻すのは最適な選択肢と言えるでしょう。
美容師がカラートリートメントをすすめるとき③色落ちした髪色を暗くしたいだけのとき(根元のリタッチは必要ない場合)
いつも染めたくて美容院に行くわけじゃなく、色落ちしたから暗くしているだけ…
このような場合も、カラートリートメントを使用するメリットがあります!
先ほども少し説明したように、ヘアカラー剤を使用して髪の毛を染めると、地毛の色素を壊す効果があるため、染めた色が抜けた後は髪の毛を染める前よりも明るくなってしまいます。
そのため、色落ちしたから仕方なく染めるという習慣を繰り返すと、どんどん元の髪色が明るくなってしまい、色落ちも早くなっていきます。
ヘアカラーで染めずにカラートリートメントのブラウンを使用して髪色を落ち着かせることで、元々の髪の色素を壊すことなく染めることが可能です。
ブリーチリペアトリートメント®︎の使用事例
ただし、カラートリートメントでは新しく生えてくる地毛の黒髪部分を明るくすることができないため、地毛の明るさによってはプリンのように仕上がってしまうためおすすめできないケースもあります。
【まとめ】状況に合わせてカラートリートメントを有効活用しよう!
美容師はどんな状況でもカラートリートメントを嫌がるわけではありません。
お客様の髪の毛に寄り添い、お客様の髪に責任を持って向き合った結果、カラートリートメントは合わないと思った場合に使用はおすすめしないと伝えることがほとんどです。
反対に、カラートリートメントをおすすめするケースもありますので、課題・悩みを解決するためのベストアンサーがカラートリートメントの場合は、美容師がカラートリートメントの使用を推奨することもあります。
今回の記事を読んで、ご自身の髪の状態やお悩みにカラートリートメントは合うのかどうか、参考にしてみてください。
もしこの記事を読んでも、カラートリートメントを使うべきか判断が難しい場合は、公式LINEからご相談いただければ、24時間以内にお答えしますので、お気軽にお問い合わせください!